静岡県富士市、一色萩の原の双体道祖神

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神戸(ごうど)地区から車で5分ほどの場所に比較的古い双体道祖神が一基あることがわかっていたので、十里木のホテルに送っていただく途中に立ち寄った。住宅地の一角に、単体像となにやら三角形の石と共に祭られていた。
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塔高63cm、塔幅35cm。正徳4年(1714年)5月7日の銘文。資料には「合掌型」とあったが、右側の神様は何かをささげ持っている。御幣か蓮の花か。左側の神様は風化していてちょっとわかりにくいが、徳利を持っているようにも見える。昨年8月に、吾妻の漆貝戸で見た道祖神と同じタイプだろう。
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はっきりくっきり起舟型。この型はかっこよくて好きだ。背後に富士山が見えるのだが・・・夕方の光の加減で写真に写らなくて残念。
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ちょっと場所をずらして写すと、こんな感じの富士山。