群馬県吾妻郡、JR岩島駅「昭和の道祖神」

吾妻には江戸時代後期の道祖神が多いようだが、国道145号の道端には比較的新しい現代の道祖神が存在する。

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石上橋西道祖神。道端にしてはちょっと仲睦まじすぎる双体道祖神。男性の神様は大黒天。道祖神の背面には「昭和四十七年」と刻み込まれている。高崎市倉渕村に、江戸時代に製作された同じデザインの道祖神があるようで、それを模したものか。

syo3.jpg国道145号からJR岩島駅前へ進入する曲がり角にある双体道祖神。「やんば散策マップ」には「カーブミラーの下」と書いてあったが、ここにカーブミラーはなく、少々迷ってしまった。その名も交通安全道祖神。道祖神の背面には、「祈、交通安全」と「交通安全協会」の文字と「昭和六十二年」の製作年が刻み込まれている。

これらの道祖神も数百年後の未来人が見つけ、昔はここに街道が・・・なんて思いを馳せたりするのだろうか。

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