長野県千曲市「芦ノ尻道祖神」(レプリカ)

ゴールデンウィーク旅行の初日、JR篠ノ井線姨捨駅で下車して棚田を下り、しなの鉄道屋代駅まで約7kmの道のりを千曲川の土手に沿って散歩した。その間に民家の駐車場のど真ん中に佇む道祖神を一基見つけたが、双体ではなく文字碑だったのでここでは割愛。写真は千曲橋から姨捨を望む。

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千曲橋を渡り、ゴール地点の屋代駅へはあと少し。その屋代駅から西へまっすぐ伸びる商店街、建物が途切れた場所にソレは突然現れ、一瞬驚いてしまった。

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芦ノ尻の神面装飾道祖神(レプリカ)。1998年の長野オリンピックの際、世界に向けて紹介された長野県大岡村(2005年に長野市と合併し、現在は長野市大岡地区)の特異な道祖神だ。文字碑の道祖神に、正月の松飾のしめ縄を巻きつけて造られる。ここは千曲市だが、大岡からは直線距離で20kmも離れていない比較的近い場所。この内部に文字碑があるかは不明だが、地理的にはここにコレがあっても不思議ではない。