群馬県吾妻郡、JR岩島駅「漆貝戸道祖神」

姉山を下り、JR吾妻線より一段高い場所にある舗装された道路を川原湯方面に向かって歩く。しばらくすると右手に階段が見えてくる。
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階段を登ると、そこは鬱蒼とした林の中、周囲を数多くの馬頭観音や石仏、石塔に囲まれた漆貝戸十王堂。お堂の縁側を鮮やかな緑色のでかい芋虫が這っていて、思わず鳥肌。虫は苦手ーーーー。
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石仏群の中に、2基の双体道祖神がある。
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「漆貝戸道祖神(1)」元文5年(1740年)のもの。姉山道祖神と同じく、肩を抱き手を取り合っているようだ。

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「漆貝戸道祖神(2)」元文4年(1739年)のもの。それぞれの神様が手に何か持っている。左の神様はお酒のような、右の神様は競馬をやっているとどうしてもムチに見えてしまうのだが、おそらく何かの穂じゃないかと思う。わからないけど。