神奈川県相模原市、藤野町牧野綱子の双体道祖神
須山新井の馬頭観世音堂から東へ300mほど、2手に分かれる道を左へ進んでさらに300mほど、津土井バス停の下に双体道祖神があった。最初はこれが目に入らず、道の奥まで進んでしまい、無いなと諦めて戻ってきた時になんだこんな所に~といった感じで見つけた。わかりやすいのにね。
道祖神文字碑と並ぶ。塔高50cm、塔幅33cm。年代不詳。櫛型の碑で像は合掌型。
4つくらいに割れていたのではなかろうか。補修の後が痛々しいが、今後ずっと大事にされるといいね。
いつもは電車+徒歩なので、1日歩いて3基も見つかればよい方だが、今回は車で周ったおかげで、用事の合間合間にもかかわらず2日で6基を見ることができた。変な趣味に付き合っていただいて、本当に感謝してます。
裾野市十里木のペンションで一泊を過ごし、翌朝富士市へ戻る前に須山地区にある道祖神2体に立ち寄って行くことにした。迎えの車を待っている間、ペンション向いの八幡神社を散歩していたが、なぜか神社の参道に砲弾が置かれている・・・。近くに自衛隊の演習場があるのだが、関係あるのか。
十里木から東に車で10分ほど、須山新井地区、馬頭観世音堂の前に一基の道祖神。
塔高61cm、塔幅36cm。年代不詳。多少風化しているが資料によると合掌型らしい。
赤味がかった自然石。舟型???
馬頭観世音堂の隣の祖霊社にあった馬頭観音。安政元年(1854年)12月と銘がある。安政元年11月にはM8.4の巨大地震(安政東海地震)が起こっており、このあたりも大きな被害があったはずだ。それに関係あるかは不明だが、その時に命を落とした馬もいただろうな。
馬頭観音と同じ場所にこんな形の石塔がたくさん並んでいたのだが、何だろう。基本的には墓標だと思うのだが、初めて見た。