木戸口の庚申塔

柏井の子安神社から、天満神社、水神社を廻って時計を見るとまだ午後3時過ぎ。、もうちょっと廻れるかな?・・・と下貝塚2丁目にあるという庚申塔を探しにいった。下貝塚2丁目はそんなに広い地域ではないのだが、自転車であちこち探し周った末・・・非常によく知っている場所にみつけた。以前、曽谷に住んでいた頃には頻繁に通っていた道だ。立派な庚申塔でも興味がない人にとっては全く気にならないものなんだなぁ・・・と思った。
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幹周が5メートル近くあるというスダジイの巨木の下に3基の庚申塔が建っている。一番左の文字碑は文政11年(1828年)3月建立。塔高113cm、塔幅43cm、奥行27cm。
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中央の舟型は享保17年(1732年)正月建立。塔高111cm、塔幅50cm、奥行24.5cm。一面六臂の青面金剛像で、右手に三叉鉾、矢と剣、左手に法輪と弓とショケラ(合掌女人)、足元に邪鬼と二童子随伴。
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右端の舟型は享保5年(1720年)正月建立。塔高120cm、塔幅55cm、奥行約25cm。一面六臂の合掌型青面金剛像で、右手に三叉鉾と矢、左手に法輪と弓を持つ。足元の邪鬼の両側には鶏が彫ってある。
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JR総武線本八幡駅からJR武蔵野線市川大野を結ぶ主要道路沿いにある。ここ、昔いつも前を歩いてた・・・。