堀之内貝塚公園
国分の台地を下り、外環の整備地あたりへ来ると、「市川歴史博物館」なる建物が見えたのでそちらへ向かってみる。このあたりは歴史博物館と考古博物館に挟まれ、堀之内貝塚公園が広がっている。
歴史博物館の裏手にある、石造物群展示スペース。
貝塚公園の林の中にある、「駒形の祠」。鳥居には平成14年12月の銘。
堂内には石祠が納められていた。
公園散策後は歴史博物館を見学。私が住んでいる場所は江戸末期の時点ですでに主要な街道としてにぎわっていたことを知る。地図を見るに、国道14号と中山競馬場へ向かう木下街道には馬頭観音がたくさんあるハズ。
歴史博物館で新たに知ったもの。道標を兼ねた庚申塔や馬頭観音。市川市北西部に伝わる「辻切り」の風習。
博物館内に展示されていた「辻切り」の藁の大蛇。村の東西南北四隅の辻にある木の上に飾り、疫病、悪霊、鬼が村へ入り込むのを塞ぐ。こう聞くと「道祖神」と一緒だね。メインの国府台にある天満宮では、1月17日に今年の大蛇が製作されたらしい。博物館近辺の堀之内地区は、明日20日に製作される予定。風雨にさらされながら一年中飾られているそうだ。