山竜

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山竜(山口竜一騎手)が暫定2位で迎えたSJT第2ステージ。園田まで応援に行きたかったけど、平日に旦那がそう簡単に休みを取れるわけもなく断念。でも、せっかくなら家で独りで観戦するより仲間と騒ぎたい!ということで、SJTが発売される予定の船橋競馬場へ出かけた。

船橋競馬場の2階スタンド隅の小さなモニターの前で、宇都宮時代からの仲間3人で観戦。第3戦は絶好の位置取りから4コーナーでは2番手に進出、ジワジワと抜け出して伸びる山竜の馬に、たくさんのおじさん達の中で3人だけ大騒ぎ。騎乗にも痺れたし、これでほぼ優勝確実と涙目でお祭り騒ぎ。しかし、そう簡単には行かない。山竜と1ポイント差暫定3位だった内田博騎手が2位、暫定1位だった濱口騎手がちゃっかり3位。結果、山竜と濱口騎手が同点首位、内田博騎手が6ポイント差の3位。的場文騎手までが優勝の可能性ありなものの、実質最後の1レースでTOP3の決戦状態になった。

最終レースでは濱口騎手と的場騎手の馬はちょっと力が足らず、山竜と内田博騎手は共に比較的人気の馬に乗っているが、6ポイント離れているし、掲示板に乗ることができればほぼ山竜で決まりだろうと、WSJSの阪神遠征当日の計画も膨らむ。当日はみんなで夜行バスで早朝に阪神競馬場に到着して、パドックを山竜横断幕でジャックして・・・。

ドキドキの決戦スタート。出遅れた。・・・道中最後方まま、あれ?追い込み馬じゃないよね。・・・ああ・・・悪い方の山竜劇場だ・・・。そのまま末脚を伸ばすこともなく、後ろの方の着順に沈んだ。でも、上位に総合優勝の可能性のある騎手が来てないし、せめて濱口騎手に先着していれば、と思ったところで「12番(濱口騎手)の方が前にゴールしてるよ」という一緒に観戦していた仲間の絶望的な声を聞いた。濱口騎手(8着)の馬から半馬身遅れの9着。結局総合で濱口騎手に1ポイント差の2位。WSJS地方騎手代表は笠松の濱口楠彦騎手に決定。山竜は補欠として登録されることになった。
山竜が北海道でリーディングに立って、SJT北海道代表に決まってから1ヶ月間見続けた夢がわずか半馬身の差で終わった。最後の最後で一歩及ばないところが山竜らしいといえばらしいのだけど、ここまでの3戦は本気の山竜ってすごい・・・と実感するレースだった。(濱口騎手もそれを上回ってすごかった。)今日のこの2レースでこれだけの喜びと落胆の両方を経験する一方で、私、自分で思ってる以上に山竜のファンなんだなぁと思った。

まぁ、こんなに上手くコトが運ぶことがもう一度あるかわからないけど、来年も北海道リーディングを取ればまた挑戦できる。SJT、すごく素晴らしくて楽しい企画だよ。来年はもっと盛り上げて欲しいなぁ。

生山竜観たい。府中か中山か南関に遠征に来い!JCDのジンクライシス乗って欲しい![写真:宇都宮競馬時代、夏バージョン山竜。]