エルコンドルパサー号1999年度JRA賞受賞!

■年度代表馬/最優秀5歳以上牡馬■


■海外遠征の足跡■

凱旋門賞結果(1999.10.03)

第4競走/G1(2400m)/仏・ロンシャン競馬場/晴れ・不良
※負担重量:牡58kg/牝56.5kg

馬 名 騎 手 着差
1 11 モンジュー キネーン 2'38"50
2 5 エルコンドルパサー 蛯名正義 1/2
3 2 クロコルージュ ジャルネ 6
4 7 レゲラ クイーン 5
5 4 タイガーヒル ヘリヤー 3/4
6 6 グリークダンス ファロン
7 8 ボルジア ペリエ 2−
8 14 セルリアンスカイ ギヨー 4
9 1 ディラミ デットーリ 5
10 13 フラミンゴロード スターク 3
3 アルバラン タンダリ 着外
9 ファンタスティックライト リード 着外
10 ジェンギスカン ムルタ 着外
12 ダリアバ モッセ 着外
■馬場はかつてない不良馬場。
■エルコンドルパサーはモンジューに続き2番人気。
■絶好のスタート後、押し出されるように先頭へ。道中先頭キープのまま、直線加速するが、外からモンジューの強襲。 馬体を合わせ、一瞬差し返すかという勝負根性を見せるが、半馬身差2着に敗れる。





フォア賞結果(1999.09.12)

第−競走/G2(2400m)/仏・ロンシャン競馬場/晴れ・良
※負担重量:牡58kg/牝56.5kg

馬 名 騎 手 着 差
1 3 エルコンドルパサー 蛯名正義 2'31"4
2 4 ボルジア KF.ファロン 短首
3 2 クロコルージュ T.ジャルネ 1.1/2
1 サガミックス O.ペリエ 取消

▽単1.1▽複*/*/*▽連3-4 *

■サガミックスの直前回避でダントツの一番人気。

■スタート後、他の2頭が行く気を見せないので、先頭へ。初めての逃げる展開となった。直線、ボルジアに並びかけられるが、馬体を合わせると、追い比べの末クビ差逆転。不振クロコルージュにもリベンジ成る。
■同日、ニエル賞にてモンジューも辛勝。凱旋門賞決戦に向けて盛り上がる。




サンクルー大賞結果(1999.07.04)

第4競走/GI(2400m)/仏・サンクルー競馬場/曇り・やや重
※負担重量:牡61kg/牝59.5kg

馬 名 騎 手 着 差
1 8 エルコンドルパサー 蛯名正義 2'28"8
2 7 タイガーヒル T.ヘリヤー 2.1/2
3 4 ドリームウェル C.アスムッセン 2.1/2
4 3 サガミックス O.ペリエ 短首
5 10 ボルジア KF.ファロン 1
6 1 パブリックパース T.ジャルネ 3
7 9 グリークダンス G.スティーブンス
8 2 ブラッシングリスク G.モッセ 6
9 5 レスジュディカタ S.ギヨ 20
10 6 ソージャルティ P.ファンデケー 8

▽単3.2▽複1.3/1.4/1.2▽連7-8 8.2

■直前人気を、ドリームウェル、サガミクスと分ける。

■道中縦長の展開で好位追走、直線で先に抜け出したタイガーヒルをかわし、先頭に立ってからムチが入る。凱旋門賞馬、愛ダービー馬を押さえての快勝。
■2400mは欧州チャンピオン・ディスタンスと呼ばれるが、これを押さえたことは欧州競馬関係者にもショックを与えた。




イスパーン賞結果(1999.05.23)

第4競走/GI(1860m)/仏・ロンシャン競馬場/晴れ・やや重
※負担重量:牡58kg/牝56.5kg

馬 名 騎 手 着 差
1 3 クロコルージュ T.ジャルネ 1'53"7
2 4 エルコンドルパサー 蛯名正義 3/4
3 5 ゴールドアウェイ O.ドゥルーズ 1
4 1 カブール UAE S.ギヨ 1.1/2
5 2 ハンサムリッジ D.ブフ 3/4
6 8 インサイト C.アスムッセン ハナ
7 7 ルデアック O.ペリエ 2
8 6 レナズィーク N.ゲスドン 10

▽単3.1▽複1.10/1.20/1.20▽連3-4 4.50

■直前1人気:エルコンドルパサー/2人気:クロコルージュ

■スタート直後、少し行きたがるが、蛯名騎手がなだめ、すぐに折り合う。 中団を進み、3角から4角にかけて、5番手から3番手に進出。直線半ば、追い出し先頭に立つが、 ゴール寸前でマークされていたクロコルージュに3/4馬身差、差される。
■優勝馬クロコルージュは、98年リュパン賞(仏GI)優勝、仏ダービー2着の実力馬で、前走ガネー賞3着をたたいての出走。 初コースにして、互角のレースができたことで、先の見通しは明るくなったと言える。






1999年11月28日、東京競馬場の昼休みに行われた、エルコンドルパサー引退式の模様です。
以下の写真はクリックすると大きな画像で見ることができます。
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東京直線のみのラストラン後、歓声に応えながらウィナーズサークルに戻ってくるエルコンドルパサーと蛯名騎手。
表彰台(この場合も表彰っていうんでしょうか?)で、花束を受け取る蛯名騎手。
右隣は、二ノ宮厩舎の佐々木調教助手。
海外遠征時は、体調不良で途中帰国されましたが、この方無しにエルコンドルパサーはありません。
イスパーン賞のパドックでエルコンドルパサーを引いて歩いた服で。
この日で厩務員も引退だった根来氏。お疲れ様でした。


全員で記念撮影。渡邊オーナーや、トニー・クラウト調教師の姿も。左端にはなぜかトルシェ監督が・・・。


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