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有馬記念を優勝し、京王杯ＳＣではエアジハードを押さえて優勝し、ここへ進んできたダントツの一番人気馬グラスワンダー。長い直線に向くと、競って弱いグラスワンダーに対して 大外から馬体を併せていく。結果、ハナ差グラスワンダーより抜け出してゴールに飛び込んだ。京王杯の雪辱を晴らす大金星。騎乗技術が上手いか下手かなんか普段はわかりもしない私でも鳥肌が立つような蛯名騎手の好騎乗でした。 この後、秋のマイルＣＳも余裕で優勝し（この時は休日出勤で会社のテレビで見てたなぁ。）、世界への挑戦、香港杯出走直前になって無念の故障。これからって時に引退となってしまいます。

余談ですが、表彰式のプレゼンテーターはラモス瑠偉 。【9】の写真に映ってます。もうひとつ余談ですが、蛯名騎手が所属する騎手ボーカルユニット(笑)「Ｊ６」の初ＣＤのレコーディングはこの日の翌日に行われました。さぞやご機嫌だったんでしょうね。